タダポックスの飲み方と注意点について

薬を服用するにあたって、正しい服用方法を守らなければいけません。
誤った飲み方をしてしまうと、身体に影響を及ぼしたり、症状が悪化してしまう恐れがあります。

また、タダポックスとの併用が禁止されている薬もあるので、服用の際は十分な注意が必要となります。

タダポックスの正しい服用方法(飲むタイミングや推定用量など)や、そのほか食事の影響やアルコールの影響などについて詳しく解説していきます。

タダポックスの正しい飲み方

■服用のタイミング
タダポックスは、空腹時に服用するようにしてください。
服用してから効果があらわれる時間には個人差がありますが、性行為の約1時間前の服用が良いとされています。
また、一度服用したあと二度目に服用する場合は、24時間以上あけて服用をするようにしてください。

■推定用量

  • タダラフィルの推定用量:10~20mg
    タダラフィルが含まれる薬を初めて服用する場合、推奨される用量は10mgとなります。
  • ダポキセチンの推定用量:30mg~60mg
    ダポキセチンが含まれる薬を初めて服用する場合、推奨される用量は30mgとなります。

■食事の影響
主成分のタダラフィルは食事の影響を受けやすいため、タダポックスを服用する約2時間前からは何も食べず、空腹の状態にしておくことがすすめられています。
そのほか、服用する前に脂分の多い食事をとってしまうと、薬の吸収が悪くなり、十分に効果が発揮されないことがあります。

■アルコールの影響
主成分のダポキセチンはアルコールとの相性が悪く、副作用が強まることがあります。
どちらも脳内のセロトニンなどに作用するものであり、相乗効果により吐き気や頭痛、動悸等の副作用がみられる可能性があるため、アルコールとの併用は避けるようにしてください。

ピルカッターの使い方

ピルカッターとは、錠剤を半分にカットすることのできるカッターで、ピルケースとしても使用することができます。
自身でカットしようとすると粉々になってしまったり、上手く割ることができないため、錠剤を半分にカットする場合は専用のピルカッターの使用をおすすめします。

1錠に含まれる成分量が多い場合、その錠剤をカットし半分にすることで、自分に合わせた用量で薬を服用することができるほか、1錠を2回分に分けることで、コストを抑えることも可能となります。

半分にカットした錠剤をそのまま収納できるため、持ち運びやすく利便性にも優れています。
ただし、カットした錠剤は、空気に触れることで効き目が弱まることがあるので、なるべく早めに使用するようにしましょう。

タダポックスを服用できない方

タダラフィルとタポキセチンの成分により、タダポックスを服用することができない方がいます。

  • 心臓や血管への疾患があり、性行為が難しいとされる方
  • 重い肝機能障害のある方
  • うつ病の方
  • てんかん発作のある方
  • 半年以内に脳梗塞や脳出血を起こした事がある方
  • 過去に起立性低血圧や失神を起こした事がある方
  • 過去にタダラフィルに対してのアレルギー症状を起こした事がある方
  • 低血圧の方

などが報告されています。

これらに当てはまる場合は、服用はおすすめできません。
症状が悪化したり、身体に大きな影響を及ぼす可能性があります。

どうしても服用したい場合は、必ず専門の医師に一度相談をするようにしてください。

タダポックスの注意点

服用量や飲むタイミング等タダポックスの正しい飲み方以外にも、注意しなければいけない点があります。

それは、タダポックスと併用してはいけない「併用禁忌薬」と、併用する際は注意が必要な「併用注意薬」についてです。
2つの主成分、タダラフィルとタポキセチンにはそれぞれ併用禁忌薬と併用注意薬があるので、必ず事前に確認した上で服用をするようにしてください。

飲み合わせの関係で身体に大きな影響を与える可能性もあるので、十分な注意が必要となります。

タダラフィルの併用禁忌

  • 硝酸薬及びNO供与薬
    (ニトログリセリン、ニプラジロール、硝酸イソソルビド、亜硝酸アミルなど)
    併用により、降圧作用を高める恐れがあるといわれています。
  • CYP3A4阻害薬
    (イトラコナゾール、テラプレビル、クラリスロマイシンなど)
    併用により、血しょう中濃度が高まる恐れがあるといわれています。
  • セロトニン作動性薬剤
    (SSRI、3環系抗うつ薬、トラマドール、リネゾリド、リチウムなど)
  • MAO阻害薬など

タダラフィルの併用注意

  • 降圧剤
    併用により、立ちくらみやふらつきなどの低血圧症状が、一時的に起こることがあります。
  • CYP3A4阻害薬剤
    (ホスアンプレナビル、フルコナゾール、エリスロマイシン、グレープフルーツなど)
    併用により、本剤の血中濃度が増大することがあります。

グレープフルーツを摂取することで、その作用により薬の分解が遅れてしまいます。
そのため、薬の成分を必要以上に摂取してしまい、副作用が強まる恐れがあります。
これにはグレープフルーツジュース等の液体も含まれるので、注意しましょう。

ダポキセチンの併用禁忌

  • セロトニン作動性薬剤
    (SSRI、3環系抗うつ薬、トラマドール、リネゾリド、リチウムなど)
    パキシルなどSSRIに分類される薬を服用している場合は、タダポックスとの併用ができません。
  • 抗うつ剤
    併用により、精神が不安定になったり精神錯乱といった自律神経が不安定になる恐れがあり、そのほかに高熱などの副作用もみられます。

ダポキセチンの併用注意

  • グレープフルーツ
    グレープフルーツを摂取することで、その作用により薬の分解が遅れてしまいます。
    そのため、薬の成分を必要以上に摂取してしまい、副作用が強まる恐れがあります。
  • モノアミンオキシダーゼ阻害剤
    併用により、強い副作用があらわれることがあります。

まとめ

このように、タダポックスの正しい飲み方(服用のタイミングや用量)や、食事やアルコールの影響など、いくつか注意しなければ
ならない点があります。

併用してはいけない薬や、注意が必要な薬の種類も事前に確認しておかなければなりません。
また、心臓や血管への疾患がある方、てんかん発作を持っている方などタダポックスを服用できない方も中にはいます。

使用する前に必ず効能や注意点を確認し、不安な場合は必ず事前に専門の医師に相談をするようにしてください。

2つの主成分(タダラフィル、ダポキセチン)のそれぞれの特徴を理解し、正しい服用方法を守り、より安全に薬を使用できるようにしましょう。