タダポックスの効果と副作用について

性機能に関して悩みを持つ男性の中には、早漏で悩んでいた方が、更にED(勃起不全)になってしまったというケースも少なくはありません。
タダポックスは、そのEDと早漏の両方を改善する治療薬です。
主な成分はタダラフィルとタポキセチンとなり、この二つを配合したジェネリックの医薬品となります。
早漏を防ぎながら勃起を持続させてくれる効果があり、ジェネリックであるため価格も安く、人気の治療薬となっています。

ただし、二つの成分を配合しているため、服用に伴う副作用も二種類あるということを予め理解しておきましょう。

タダポックスの効果

早漏防止とED(勃起不全)に効果のあるタダポックスには、勃起不全に作用する「タダラフィル」と、早漏に作用する「タポキセチン」という、二つの主成分が含まれています。

それぞれの成分に役割や特徴があり、多くの男性が悩んでいる症状への改善が期待できます。
その二つの主成分の役割や特徴について、詳しく解説していきます。

EDを改善

一つめの成分のタダラフィルは、ED(勃起不全)を改善する役割があります。
EDとは、満足に勃起ができず性行為を行うことが難しかったり、行為中に萎えてしまうことや、中折れしてしまう症状のことをいいます。

そもそもEDが起こる原因として、「PDE-5」と呼ばれる酵素に原因があります。
PDE-5は、勃起に必要な「環状グアノシン一リン酸」を分解してしまう作用があり、その結果EDの症状へと繋がってしまいます。
そのPDE-5を阻害する役割を持つのが、タダラフィルです。
陰茎の周辺部の血管を拡張させ、男性の勃起性組織である海綿体の血液を増量させることにより、勃起ができるようになります。

タダラフィルがもたらす効果の持続時間は約30時間と言われており、1日1錠を服用するだけで、1日以上の効果が期待できるという長時間型の薬となります。
また、ED治療薬だけではなく、排尿障害や肺動脈性肺高血圧症などにも対応しています。

タダポックスは、バイアグラなどの薬のような即効性がある訳ではないですが、効果の持続時間が長いという確実性から、ED治療薬の中でも人気が高いといわれています。

早漏を改善

二つめの成分のダポキセチンは、早漏を改善する役割があります。
早漏とは性行為の際に、本人の意思とは反対に早期に射精してしまうことをいい、多くの男性が悩んでいる症状の一つだといえます。
その原因として、ほとんどがストレスや不安などの心因性から起こるものだといわれています。

ダポキセチンは、スーパーカマグラなどの治療薬にも含まれており、性行為の際の射精するまでの時間を、約4倍程のばす効果をもちます。
脳内のセロトニンの再取り込みを防止する役割があり、その濃度を高めることで高ぶった興奮状態を抑制し、その結果、射精時間を遅らせるという効果へとつながります。
また、最高血清中濃度に達する時間がおよそ1時間程と短く、そのあとすぐに体外へ排泄されるため、安全面に関しても比較的安心して使用できるといえます。

さきに挙げたタダラフィルの効果の持続時間(約30時間)とは異なり、ダポキセチンの持続時間は約6時間程となります。
効き目があらわれる時間にも個人差はありますが、早くて30分、遅くて1時間程だといわれています。

また、ダポキセチンはお酒との相性があまり良くないので、アルコールの過剰摂取は控えた方が良いといえます。

タダポックスの副作用

タダポックスには、タダラフィルとダポキセチンの二種類の成分が含まれています。

そのため、服用の際にあらわれる副作用も二種類に分けられるということになります。
副作用のあらわれ方は個人差があり、中にはほとんど出ない方もいますが、稀に重い症状が出る方もいます。

服用する薬についての知識を十分にもって、正しい服用方法を守り、より安全に利用できるようにしましょう。

タダラフィルの副作用

タダポックスにみられる主な副作用として、顔のほてり、血圧低下、鼻づまり、頭痛、めまい、下痢、吐き気などが報告されています。
もちろん個人差はありますが、タダポックスは他の治療薬と比べて副作用が発症するリスクは低く、あらわれたとしてもすぐに治まる等、軽度の場合が多いといえます。

その中で、ED(勃起不全)に作用するタダラフィルの副作用には、稀に重い副作用が発症することがあります。

その中の一つが「非動脈炎性前部虚血性神経症」という症状になります。
これは視神経疾患の一つとなり、前部視神経炎(視神経の炎症)との違いを見分けることが難しく、その治療法や予防法が確立されていないことが、大きな問題点として挙げられています。
視神経の血流供給が停止することで、視神経細胞が上手く働かなかったり、壊死することがあります。
これを虚血性視神経症と呼び、動脈の循環障害によりあらわれる症状となります。
その関わりと原因は明らかにされていませんが、ED治療薬を使用している方に、多少の相関関係があるといわれています。

そして、もう一つが「持続勃起症」となります。
プリアピズムとも呼ばれ、4時間以上も勃起の状態が持続している、または戻るのにかなり時間を要する、といった症状になります。
持続勃起症は、海綿体への血液の流れが炎症などにより悪くなる「静脈性持続勃起症」と、海綿体内の動脈が破綻することで起こる「動脈性持続勃起症」があります。

この症状がみられた場合、直ぐに病院での診断を受けるようにして下さい。

ダポキセチンの副作用

早漏に作用するダポキセチンの副作用は、比較的少ないといわれています。
しかし、服用の際の体調や個人の体質によって、稀に症状があらわれることがあります。

主な副作用として、吐き気、頭痛、消化不良などが挙げられており、その中でも稀な症状として「起立性低血圧」というものがあります。

起立性低血圧とは、いわゆる立ちくらみやめまい、ふらつきの症状のことをいい、低血圧の一種となります。
これらは血圧を維持することが不充分で、脳へ流れる血液の量が不足することが原因であらわれる症状です。

症状が重くなると意識がなくなる場合もあり、転倒から大きな怪我へと繋がることがあるので、十分な注意が必要となります。
鉄欠乏性貧血(体内の鉄が不足する事)がある場合、この起立性低血圧が起こる傾向が高いため、事前に予防法や対策法を知っておくと良いでしょう。

例えば、十分な水分補給をすることや、起床時や入浴時に浴槽から出る際はゆっくりと立ち上がることなど、常に意識して生活することが重要となります。

タダラフィル服用時によくある頭痛の対処法

タダラフィルの副作用の中で、比較的多いと言われているのが頭痛です。

タダポックスを含むED治療薬には、海綿体の血管拡張により血液を増量させることで、勃起を促す作用があります。
その際に、海綿体以外の脳内血管も広げてしまうため、その結果頭痛の症状が起きてしまいます。

頭痛の対処法として、抗炎症作用のあるロキソニン(鎮痛剤)などの服用がすすめられています。
ただし、空腹時の服用がすすめられているED治療薬に対し、ロキソニンはなるべく空腹時の服用は避けた方が良いとされています。
ロキソニンには胃の粘膜が荒れてしまう副作用が起こる場合があるので、そのため胃が弱い方にはあまりおすすめできません。

その他に、ED治療薬の服用量を減らすという対処法もあります。
減薬や他の薬との併用などは自己判断では行わず、専門の医師に相談しながら行うようにして下さい。

タダポックスの製造メーカー

タダポックスは、サンライズレメディーズ社というインドの製薬会社が開発した治療薬です。

サンライズレメディーズ社は、主にED治療薬や早漏防止薬を開発しており、その他にも抗菌・睡眠薬・鎮痛・心臓病などの治療薬も製造しています。
ジェネリック医薬品も多く展開しており、低価格で購入できることや、その効能や安全性の高さから、世界中で幅広く利用されていて、評判の高い製薬会社となります。

日本で有名なジェネリック医薬品として、ポゼットやアバナ、ピーフォースフォート、ジェビトラなどがあります。

まとめ

このようにタダポックスは、ED(勃起不全)と早漏の2つに対する治療薬として、日本でも人気の高い治療薬となっています。

それぞれの症状に作用するタダラフィル、タポキセチンの2つの成分は、もちろんその効果や副作用のあらわれ方も異なります。
服用の前にその効能や特徴、副作用についても事前に知識をつけておく事が大切となります。

特に副作用に関しては個人差があり、軽度なものから稀に重度のものがあらわれることもあります。
その対処法を事前に知っておくことで、より安心して薬を服用することができ、症状の改善へと効果が期待できるといえるでしょう。